立候補予定4氏、オンライン討論会で熱く 参院選宮城 20日から配信

オンライン討論会で持論を述べる立候補予定者ら

 22日公示、7月10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)の立候補予定者によるオンライン討論会が15日、仙台市青葉区の市民会館であり、人口減少や地方創生などをテーマに一問一答形式で自らの考えを述べた。

 自民党現職の桜井充氏(66)、立憲民主党新人の小畑仁子氏(44)、日本維新の会新人の平井みどり氏(67)、政治団体「参政党」新人のローレンス綾子氏(52)の4人が参加。NHK党新人の中江友哉氏(30)は日程が合わず欠席した。

 桜井氏はロシアによるウクライナ侵攻を踏まえ「食糧やエネルギー、経済の面で自立できる国家を目指すべきだ」と主張。子育て施策では0歳児保育の在り方を巡り「保育所に預けず、自分で子どもを育てたい人への支援を手厚くしてもいい」と述べた。

 小畑氏は4男4女を育てる生活者の視点を強調。「自分も仕事と子育ての両立に難しさがあった」と振り返り、少子化対策として「早急な支援体制の構築が必要だ」と訴えた。「子育て世代が政治に参加する姿を宮城からつくっていく」と意気込んだ。

 平井氏は「結果が分かりきった選挙や国会の議論はもうやめたい」と提起。有権者の多様な意見を政治に反映させることが大事だという考えを示した。「生活を支えているのは政治。主婦的感覚を大切にしたい」と述べ、希望が持てる国づくりを掲げた。

 ローレンス氏は教育の自由化を挙げ「自分に合う教育が選べれば子どもは自分らしさを肯定できるようになる」として、フリースクールなどへの財政支援が可能となる法改正を提案。国民一人一人が当事者意識を持って国政に参加する必要性も指摘した。

 日本青年会議所(JC)東北地区宮城ブロック協議会の主催。討論会の模様は20日から動画投稿サイトで配信する。

「第26回参議院議員通常選挙に伴うネット討論会」(YouTube)

決戦へ号砲、各陣営走る

 通常国会が15日閉幕し、参院選(22日公示、7月10日投開票)は事実上の選挙戦に突入した。宮城選挙区(改選数1)に立候補を予定する自民党現職の桜井充氏(66)、立憲民主党新人の小畑仁子(きみこ)氏(44)、日本維新の会新人の平井みどり氏(67)らは一斉に走り出した。

 5選を目指す桜井氏は参院本会議に出席。閉会後「(組織に)選挙の態勢はきちんと整えていただいたので、あとは本人次第」と気を引き締めた。

 「国会に再び戻り、県民、国民のために仕事をしたい」と話し、宮城選挙区の立候補予定者によるオンライン討論会に出席した。

 「地方と都市の格差が広がっている。困っている人に寄り添い、机上の空論ではない政治をする」。小畑氏は「支援する県議の会」の発足式で決意表明した。

 立民、共産両党の議員を中心に3会派の計17人が結集。「先輩や元同僚の応援は心強い。力を借りて頑張りたい」と意気込んだ。

 平井氏は、県庁であった立候補届け出書類の予備審査に自ら臨み「身が引き締まる思いだ」と語った。

 昨年の衆院選で東北初の国政議席を得た維新。「皆さんに維新の存在や考えを知ってほしいとの思いで、日々の活動に取り組んでいる」と強調し、支持者回りに向かった。

 宮城選挙区にはNHK党新人の中江友哉氏(30)、政治団体「参政党」新人のローレンス綾子氏(52)も立候補を予定する。

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る