宮城県栗原市一迫で毎年2月にある冬の風物詩「春を呼ぶ裸たるみこし」が今年は8月14日に開催される。新型コロナウイルスの影響で延期となったためで、来冬を待たずに実施が決まった。1966年から半世紀以上続く恒例行事が、夏に開催されるのは初めてとなる。
主催する地元有志の一迫青年会のメンバー4人が26日、一迫総合支所に集まった。「木の強度は大丈夫そうだな」。倉庫に保管していたみこしに使う木材やたるの状態を確かめ、高圧洗浄器で汚れを落とした。
裸たるみこしは例年、2月3日午後7時に始まる。法被やさらし姿の男女約50人がみこしを担ぎ、住民に「力水」と呼ばれる冷水をかけられながら、商店街を約1時間かけて練り歩く。
気温が氷点下の冷え込む年も多く、一迫青年会の山田匠会長(34)は「掛け声を張り上げ、気合を入れないと寒さに負けてしまう」と言う。
最後にみこしを担いだのは2年前。昨年もコロナの影響でみこしを出せず、軽トラックの荷台に置いたスクリーンで過去の映像を流した。57回目の今年は復活の機運が高まったが、1月に県内の新規感染者数が1日500人超に急増し、延期せざるを得なかった。
山田会長は「ぎりぎりまで考えて延期したが、その時から、一番寒い時期の行事を一番暑い夏にやったら、面白いんじゃないかと話していた」と明かす。
最終的に4月の会合で夏開催を決定した。8月14日は一迫地区で花火大会や盆踊り、灯籠流しもあり、それぞれの主催者と連携し、コロナで活気を失う地域の活性化に貢献する。
山田会長は「みこしを担がない期間が長引くと再開が大変だと思い、夏開催を決めた。地域おこしとして、お祭り要素を強めた行事にしたい」と張り切る。
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