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救助隊員25人、鍛えた力を披露 県技術指導会へ壮行会 石巻地区消防本部

訓練の成果を披露する隊員

 消防救助隊員が技術を競う「第46回県消防救助技術指導会」(県消防長会主催)が5日に仙台市宮城野区の県消防学校で開かれるのを前に、石巻市大橋1丁目の石巻地区消防本部で6月29日、出場する隊員の壮行会があった。

 石巻地区消防本部からはロープブリッジ救助や障害突破など7種目に25人が出場する。壮行会では、出場する隊員が訓練を披露した。浜野淳消防長は「これまで磨き上げた技術力・精神力・団結力を遺憾なく発揮してほしい」と激励した。

 隊員を代表し、ほふく救助の種目に出場する石巻東消防署の藤原昂哉隊員(29)が「私たちの姿が地域住民の明日への希望となるよう全身全霊で挑む」と決意表明した。

 指導会には県内11消防本部の隊員が出場。上位入賞者は今月27日に新潟市である東北地区指導会や8月26日に東京都立川市で開かれる全国大会への出場権が与えられる。

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