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空手協会石巻支部の小中生4人、全国大会へ 「力尽くす」

全国大会に出場する高橋選手(左から3人目)と山下中の選手

 日本空手協会石巻支部に在籍する小学生が8月10日に東京都で開かれる第22回全日本少年少女空手道選手権大会、中学生3人が同26日に鹿児島県で開かれる第30回全国中学生空手道選手権大会にそれぞれ出場する。

貞山小・高橋選手

 高橋夢羽斗(むうと)選手(貞山小5年)は、少年少女空手道選手権大会の個人形に挑む。5月に仙台市であった県予選で準優勝だった。

 同大会に出るのは初めてで「出場が決まった時は、家族に良い報告ができると思った」と話す。

 高橋選手は形を2回程度見れば覚えられるという。「足のそろえ方や姿勢を意識し、鏡を見ながら練習している。全国では3回戦ぐらいまで勝ちたい。最後を力強く決めるところを見てほしい」と言う。

山下中・大橋選手、奥田選手、佐藤選手

 全国中学生空手道選手権大会には山下中所属として大橋未莉(みれい)(3年)、奥田優寿(ゆず)(3年)、佐藤優月(2年)の3選手が団体組手と団体形に出場する。

 6月に仙台市で開かれた県中学生空手道選手権大会で優勝した3人は「県代表として挑むからには結果を出したい」と張り切る。形で3人の動作を合わせることを意識した練習に取り組み、他の大会への調整も進めながら全国大会に臨む。

 優勝を目指すという大橋選手は「組手では1人が勝つことが結果につながるが、全て勝利したい」と話す。奥田選手は「気持ちの面で相手に負けないよう一回でも多く勝ちたい」と語る。佐藤選手は「メンタルでは誰にも負けない自信がある。先輩たちの足を引っ張らないよう力を尽くす」と意気込む。

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