<若鷲旗東北中学野球>成田(宮城)と浅川(福島)決勝へ 全国大会出場決める

 第51回若鷲旗争奪東北中学校野球大会(東北中学校体育連盟、河北文化事業団など主催)は5日、仙台市民球場と宮城県利府町中央公園野球場で準々決勝と準決勝があった。決勝に進んだ成田(宮城)と浅川(福島)が、18日に北海道で開幕する全国中学校軟式野球大会への出場を決めた。

 最終日の6日は、仙台市民球場で決勝と全国大会の残り1枠を争う代表決定戦がある。

きのうの結果 
 ▽準々決勝  
成田(宮城第1) 3―2 石川義塾(福島第1) 
五所川原三(青森第1) 2―1 福岡(岩手第2) 
城南(秋田第1) 3―0 北角田(宮城第2) 
浅川(福島第2) 4―0 前沢(岩手第1) 
 ▽準決勝(仙台市民) 
成田 3―2 五所川原三 
浅川 2―1 城南 

成田―五所川原三 6回表成田2死二塁、高橋遼が左越えに適時二塁打を放ち、3-2と勝ち越す

成田の高橋遼が決勝打「優勝したい」

 初出場の成田が準決勝で競り勝ち、全国大会出場を決めた。「まだみんなと野球ができるのがうれしい」。決勝打を放った3年高橋遼はほおを緩ませた。

 殊勲の一打は2-2の六回だった。死球の金野が盗塁を決めて2死二塁。2球目、内角への直球にうまくバットを合わせてフルスイングすると、高く上がった打球は前進守備の左翼手の頭上を超えていった。

 県総体の準決勝でも逆転打を放っており、大川監督は「打ってくれると信じていた」と活躍をねぎらう。高橋遼は「ここまで来たら優勝して終わりたい」と、全国切符に満足せず気合を入れ直した。

城南―浅川 7回表浅川無死一、三塁、遠藤の二塁打で関根(左端)と我妻が生還し、2―1と勝ち越す

浅川の遠藤、7回に2点二塁打

 浅川は速球派の右腕菅原煌の前に六回まで1人の走者も出せなかった。しかし七回、先頭の関根主将の右翼線二塁打を皮切りに反撃。無死一、三塁から遠藤が2点二塁打を放ち、劇的な逆転勝ちを収めた。

 「何とかしてチームを勢いづけたかった」と関根主将。カウントを取りに来た初球の直球を狙い打つと、続く我妻の投ゴロが野選を誘って無死一、三塁。遠藤は追い込まれてから「絶対にランナーをかえす」と外寄りの直球を左翼線へ運び、一気に2人が生還した。殊勲打の遠藤は「なかなか打てず、厳しい試合だった。最後にチームの役に立てて良かった」とうれしそうにほほ笑んだ。

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