<全国高校野球第7日>鶴岡東、11安打も及ばず

鶴岡東―近江 3回表鶴岡東無死一塁、土屋が左越え2ランを放ち3―1と一時勝ち越す

 全国高校野球選手権大会第7日は12日、甲子園球場で2回戦4試合が行われ、一関学院(岩手)八戸学院光星(青森)鶴岡東(山形)の東北勢は敗退した。

逆転直後に4失点

 鶴岡東は2本塁打を含む11安打を放ったが、及ばなかった。0-1の三回に渡辺のソロ本塁打と土屋の2ランで逆転したものの直後に4失点。七~九回は得点圏に走者を進めながら一打を欠いた。

 近江の主戦山田は12奪三振で完投。打線は2点を追う三回に清谷、中瀬、山田の3連続適時打で勝ち越した。

▽2回戦(第3試合)
鶴岡東(山形)003000000-3
近 江(滋賀)01410011×-8

後半得点機に一打欠く

 1点を追う三回、鶴岡東は先頭渡辺のソロ本塁打で試合を振り出しに戻した。続く武田が右前打で出塁し、打席に初戦で2本塁打の土屋が立った。

 「低めを振らないよう意識し、甘い球を待った」。真ん中高めのスライダーをフルスイングすると、打球はぐんぐん伸びて左中間スタンドへ。今大会自身3本目のアーチで勝ち越しに成功した。

 この間、わずか9球。3本塁打で勝利した初戦をほうふつとさせる攻撃力を発揮したが、優位に立ったのもつかの間。直後に先発渡辺が崩れ、山田の勝ち越し適時二塁打などで一挙4点を奪われた。

 3-6の七回1死一、二塁の反撃機で打席は再び土屋に回ってきた。だが、甘い球は来ない。「三振を怖がって当てにいってしまった」。大会屈指の好投手山田の術中にはまり、遊ゴロ併殺打に倒れた。打線は相手を上回る11安打を放ちながら要所を締められた。

 「甲子園はとても良いところだった。後輩たちには絶対にまた行ってほしい」と土屋。目標の8強入りはかなわなかったが、選抜大会準優勝校を慌てさせた。大舞台での2試合で、鶴岡東が強い印象を残したのは間違いない。(島形桜)

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