「応縁サポーター」導入 派遣職員、終了後も交流を 石巻市

サポーター登録証を受け取る派遣職員ら

 石巻市は6日、東日本大震災の復興事業を応援するため全国の自治体から派遣された職員を「いしのまき応縁(おうえん)サポーター」として登録する取り組みを始めた。派遣元に戻った後もつながりを維持し、市の魅力発信や交流人口の拡大に貢献してもらう狙い。

 震災で甚大な被害を受けた市にはこれまで全国118自治体から1022人の職員が派遣された。市は派遣元自治体を通じてサポーターの募集を周知。希望者には登録証を送り、今後もイベントに合わせた情報や観光パンフレットなどを提供していく。

 現在派遣されている職員22人を対象にした登録証の交付式が6日、市防災センターであり、12人が出席した。新型コロナウイルス感染拡大で全国の対象者の招待は見送ったが、同日の石巻川開き祭りに訪れていた大阪市の元派遣職員2人も飛び入り参加した。

 斎藤正美市長は「ご縁を大切にし、今後もつながりを持ちたい。できる範囲で市をPRしたりイベントに参加したりしてもらい、一緒に盛り上げてほしい」と呼びかけた。

 東京都渋谷区から派遣され、本年度で3年目になる地域協働課の坂野匠主事(27)は「石巻はコメも酒も魚もおいしく、地元の渋谷にはない魅力がいっぱいある。派遣元に帰っても友人を連れて度々訪れたい」と語った。

 市は今後、市内の復興事業に携わった復興庁など他機関の職員にも登録の対象を広げることを検討する。

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