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地域経済の活性化へ 仙台市が電子商品券事業参加店募集【PR】

 コロナ禍や物価高騰の影響を受けている地域経済の活性化を図ろうと、仙台市は買い物をしてスタンプを貯めると2000円の電子商品券が獲得できるデジタルスタンプラリーを今秋から実施する。電子商品券の発行予算は21億円。市内の店舗なら参加することができ、現在参加店を募集している。

 電子商品券は、スマートフォンに専用アプリをダウンロードした買い物客に付与する。参加店舗で1000円以上の買い物(一部対象外商品あり。決済方法は問わない)をして、店舗に備えてある2次元コードを読み取ると、電子スタンプ一つがもらえる。スタンプラリーは、市内全域を28に分けたエリアで実施し、各エリア内の店舗を回ってスタンプを四つ集めると、アプリ内で2000円分の電子商品券が付与される仕組みだ。昨年実施した商品券と違い、商店街のない地域や、商店街に加入していない店舗も参加できる。

 商品券は、1000円が市内全域の参加店で利用できる「全市共通券」、残る1000円がスタンプを集めたエリアの参加店で利用できる「エリア応援券」となる。

 店舗のラリー参加料は無料。商品券が使用された店舗には、月2回換金額が自動で振り込まれる。換金・振込手数料は市が負担する。店舗側にとっては、2次元コードのポップをレジ付近などに設置するだけで、新たな機器を導入する必要がないのも大きなメリットだ。スタンプラリーは10月に開始し、令和5年2月に終了する予定。

 参加申し込みは12月23日まで受け付けるが、申込から参加登録完了まで1か月程度を要するため、市は早めの申し込みを呼びかけている。問い合わせ先は、仙台市商店街等買い回り促進事業事務局022(266)3835(事業者向けコールセンター、平日午前10時~午後5時)。

仙台市商品券事業参加店申し込みサイト

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