道の駅にT4機展示 東松島市長、整備方針を説明 市議会一般質問
東松島市議会は12日、一般質問を始めた。渥美巌市長は、三陸沿岸道上り線矢本パーキングエリア隣接地に整備を予定する道の駅について、計画の進行状況を説明した。
市は2024年春の開業を目指して国土交通省などと協議を進めているとし、東松島観光物産公社を経営母体として検討していることを明らかにした。
三陸道を利用する1日当たり約3万5000台を主なターゲットとし、市民らも一般道から誘導したい考え。ブルーインパルスのT4機展示や、休憩広場、ドッグランを整備する方針。
渥美市長は「市の特産品提供による1次産業活性化や観光振興を図り、石巻市や女川町の特産品も提供するなど石巻圏域の玄関口の役割となる道の駅を目指す」と話した。
県が2日に始めた新型コロナウイルス感染者の全数把握の簡略化に関する質問もあった。渥美市長は保健所や医療機関の負担軽減に理解を示し、「県町村会長や県市長会長らとの意見交換を元に発表していると思う。県の対応に沿った対策を進めることが必要と考える」と述べた。
石森晃寿、五野井敏夫、斎藤徹、井出方明、千葉修一の5氏が質問した。