尚絅学院が元常務理事を告訴 不正流用被害3億5000万円分対象

学校法人尚絅学院=2日、名取市ゆりが丘4丁目

 尚絅学院大などを運営する学校法人尚絅学院(宮城県名取市)で財務担当だった元常務理事(67)=9日に解任=が3億9500万円を不正流用した問題で、法人が業務上横領と有印私文書偽造・同行使の疑いで元常務理事を岩沼署に告訴したことが21日、分かった。同署は受理するかどうか検討している。

 法人によると、元常務理事氏は6月7日~7月4日に計4回、計3億5000万円を法人の預金口座から自己宛小切手に振り替え、自分名義の口座に入金して横領した上、金融機関の預かり証を偽造して法人職員に提出した疑い。今月15日に告訴状を提出した。

 法人は7月13日にも4500万円をだまし取られたと発表していたが、告訴対象から外した。法人は「立件のしやすさを考慮した」と説明している。

 元常務理事は不正流用を認めている。法人は資金返還を求める民事訴訟も起こす方針。

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