閉じる

意識高めて無事故の秋に 交通安全運動、石巻市で出動式

多くの交通関係団体が集まって行われた出動式
神事を執り行い、交通安全を祈願した

 石巻市交通安全都市推進協議会主催の秋の交通安全県民総ぐるみ運動の出動式が22日、市桃生総合支所で行われた。新型コロナウイルスの影響で秋の出動式は3年ぶりとなった。運動は30日まで展開される。

 市と石巻、河北両署や石巻、河北両地区の交通安全協会、安全管理者会など交通関係団体から約120人が参加した。協議会会長の斎藤正美市長は式辞で「安全意識を高く持ち、事故を抑止できると確信している」と激励。永沢裕之河北署長は「コロナ禍でも活動を停滞させるわけにはいかない。引き続きご支援いただきたい」とあいさつした。

 署員の号令でパトカーや各団体広報車など十数台が巡回に出動した。

<啓発ステッカー、バス会社が協力>

 出動式に合わせて河北署は交通安全祈願祭を実施し、管内のバス会社の協力で制作した交通安全の広報ステッカーを披露した。

 河北署員や河北地区の交通関係団体など約40人が参加。桃生神職青年会による神事が執り行われ、交通安全を祈願した。

 ステッカーは南三陸観光バスや桃生交通など5社の車両に貼り付けられた。「事故注意!一瞬のぼんやり一生の後悔」と標語が記され、自車だけでなく周囲のドライバーへの啓発を狙う。

 河北署の山田雅信交通課長は「標語は脇見や不注意などの漫然運転による事故防止が目的。ステッカーの活用で安全意識を高めることができる」と話した。

関連リンク

関連タグ

最新写真特集

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告、休刊日などについては、こちらのサイトをご覧ください

ライブカメラ