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東北社会人サッカーリーグ1部 コバルトーレ女川、5年ぶりV

後半1分に逆転し、喜びを分かち合うコバルトーレ女川の選手たち

 東北社会人サッカーリーグ1部のコバルトーレ女川が15節の25日、女川スタジアムで、FC.SENDAI.UNIVを3-1で下し、5年ぶりのリーグ優勝を決めた。全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(SCL)の出場権を獲得し、日本フットボールリーグ(JFL)昇格への歩みを進めた。リーグ最終戦は10月2日午後1時から女川スタジアムで、ブランデュー弘前FCと戦う。

 コバルトーレが逆転勝ちした。前半12分に先制点を奪われたが、42分でMF船木省吾選手のクロスにFW黒田涼太主将が合わせ同点とした。後半1分にFW野口龍也選手のシュートで逆転し、9分にはMF吉森海斗選手が追加点を挙げた。相手に押し込まれる展開もあったが、GK末次敦貴選手の好セーブでしのいだ。

 末次選手は「先制されたが、慌てずにプレーできた。より高みを目指して頑張りたい」と語り、黒田主将は「キーパーを中心に守り切ることができた。残り1戦も最後までやり切り、SCLへの弾みとしたい」と述べた。

 中村雅昭監督は「予想と違うフォーメーションの中で、選手主導で立て直してくれた。優勝は一つの通過点。JFL昇格を目指し、女川に良いサッカーを届け、地域に貢献したい」と話した。

 SCLは11月11日から前橋市、新潟市、徳島県鳴門市の3会場で開催。埼玉県熊谷市で開かれる決勝ラウンドの上位2チームがJFLに自動昇格する。

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