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小さな善意を大きな支援に 赤い羽根共同募金 石巻で協力呼びかけ

市民に赤い羽根を付ける斎藤市長(左)ら

 石巻市共同募金委員会の本年度赤い羽根共同募金運動が5日、市役所前で始まった。

 伏見不二雄新会長と阿部長一、境政幸、林久善の副会長3人、斎藤正美市長ら十数人が赤いジャンパーを着て参加した。

 伏見会長は「一円でも多く募金を配分できるよう頑張ってください」とあいさつ。小雨が降る中、市民に「お願いします」と協力を求めた。

 石巻市は県内市町村でも募金活動に熱心なことで知られ、2021年度は新型コロナウイルスの影響で行動制限を余儀なくされる中、募金額は1800万円余りに上った。高齢者福祉や福祉学習推進の各事業や障害者(児)・児童青少年の福祉、ボランティア活動育成、地域福祉活動などに充てられた。

 市社会福祉協議会の久保智光常務理事兼事業統括監は「本年度は目標の1820万円を達成したい」と話した。

 赤い羽根共同募金運動は1日、「ほんの小さなやさしさで広がる大きな支援の輪」をキャッチフレーズに全国一斉に始まった。

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