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健康長寿に体操や笑い、楽しく学ぶ 石巻・遊楽館でJA教室 370人参加

脳を活性化しながら体を動かした健康教室

 体操や笑いの力で健康寿命100歳を目指す「JA健康教室inかなん」(河南地区くらしの活動運営委員会主催)が25日、石巻市北村の市遊楽館で開かれた。約370人が参加し、ストレッチや落語を通して健康づくりを学んだ。

 教室は同市広渕小の5、6年生による「河南鹿嶋ばやし」がオープニングを飾り、力強い笛と太鼓を披露した。

 運営委員会の吉田豊歳委員長は「楽しく、笑顔あふれる有意義な時間になることを願う」とあいさつした。

 仙台大助手で健康運動指導士の田中亨さんが、自宅でできるストレッチや筋力トレーニングを紹介。椅子に座ったまま腕を左右別々に動かしたり、足のつま先を上げ下げしたりする運動などをユーモアを交えながら解説した。参加者全員で挑戦し、笑顔で運動を楽しんだ。

 初めて参加した同市蛇田の農業太田正子さん(70)は「腕を左右別々に動かすのが難しかったが、運動で姿勢が良くなることを実感した。自宅でも取り入れたい」と話した。

 教室では、仙台市を拠点にする「まつトミ」の漫才や、三遊亭遊子さん、六華亭遊花さんの落語が披露された。河南地区で育てられた野菜やイチゴが当たる抽選会もあった。

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