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笑顔で餅つき、手品 世代交流イベントに100人 東松島・大曲自治会

大曲地区の子どもや高齢者が一緒に餅を食べるなどしたお楽しみ会

 地域の子どもたちと高齢者の交流を図ろうと、東松島市の大曲地区自治会は11日、大曲地区センターで「お楽しみ会」を開いた。老人クラブ会員や児童ら約100人が餅つきや手品ショーを楽しんだ。

 参加者はきねと臼を使った昔ながらの餅つきを体験。テーブルを囲み、つきたてをあんこ餅やきな粉餅にして食べた。石巻市を拠点に活動するマジシャン「魔法使いじゃがりこ」の手品ショーが会場を盛り上げ、バルーンアートを欲しがる子どもの行列ができた。

 母と参加した大曲小3年長沼詩乃さん(9)は「きねが重かったけど、楽しく餅がつけた。手品も面白くていい時間が過ごせた」と笑顔。同市大曲の葛西由紀子さん(79)は「孫のようなかわいい子どもたちがいて、パワーをもらった。来て良かった」と語った。

 お楽しみ会は、同自治会が初めて企画した。事務局の千葉春雄さんは、核家族化の進行を踏まえ「近頃は子どもと高齢者が一緒に暮らしていない家も多い。一緒に食事して触れ合う機会がたまにはあってもいい」と述べた。

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