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「北方領土の日」 返還実現へ結束 県、東松島で集会 400人が参加

 「北方領土の日」の7日、領土問題への理解や関心を深める「北方領土の日東松島集会」(県など主催)が東松島市コミュニティセンターであった=写真=。約400人が参加し、早期の領土返還実現に向けて思いを一つにした。

 北方領土返還要求県民会議会長の高橋伸二県議会議長は「ロシアによるウクライナ侵攻を機に、日ロ関係は厳しくなった。国の外交交渉だけでなく、市民が正しい知識を持って返還への機運を高める必要がある」と呼びかけた。

 渥美巌市長は「領土問題の平和的な解決を願い、国民が一体となるのが大切だ」とあいさつ。昨年8月、北海道根室市などで現地視察に参加した矢本一、矢本二、鳴瀬未来の3中学校の生徒17人の体験発表などに続いて、早期返還に向けて粘り強く運動を推進するとの決議案を採択した。

 外務省ロシア課の位高やよい課長補佐は「最近のロシア情勢と日露関係の現状」と題して講演した。

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