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高級「ミガキイチゴ」使ったスイーツやビールを発売 宮城・山元の農業法人、新ブランド第1弾

いちごバターサンド

 高級ブランド「ミガキイチゴ」で知られる宮城県山元町の農業法人GRAは、ミガキイチゴを使った加工品の新ブランド「MIGAKI FARM CRAFT」の第1弾としてバターサンドなど4商品を17日に発売する。全国の専門店と連携し付加価値の高い商品を展開する。

 発売するのはいちごバターサンド、ミガキイチゴグミ、「MIGAKI FARM×ICHIBIKOコラボ羊羹(ようかん)」、クラフトビール「山のberry ale」。バターサンドは国産バターを使用。イチゴピューレと乾燥イチゴを練り込んだイタリアンメレンゲをサブレで挟んだ。4個入り1500円。

 グミは昔ながらの製法でゼリーを作る甲府市の八雲製菓と共同開発。果汁を凝縮し、本物のイチゴのような味わいを目指した。15粒入り540円。羊羹はグループのイチゴスイーツ専門店「ICHIBIKO」の人気商品「いちごミルクのもと」を使用。小豆あん、白あん、ビターチョコの3種類がある。京都市の老舗あんこ菓子専門店「都製餡(あん)」が監修。52グラム350円。

 ビールは完熟イチゴをふんだんに使ったホワイトエールで、徳島県阿南市の「JouZo BEER BASE」で醸造する。330ミリリットルで1000円。

 主な販売場所は農水産物直売所「やまもと夢いちごの郷」(山元町)、仙台空港、JR仙台駅など。

 GRAは今後、イチゴ以外の地元産品も使う考え。「日本各地の豊かな素材と向き合いながら地域産業における新たな価値を生み出していきたい」という。連絡先は同社craft-migaki-farm@gra-inc.jp

ミガキイチゴグミ

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