北朝鮮がミサイル発射 「軍事偵察衛星」と韓国軍
【ソウル共同】日本政府は21日夜、北朝鮮が午後10時43分ごろ、北西部東倉里から南方向に弾道ミサイル技術を使用した発射を強行したと発表した。全国瞬時警報システム(Jアラート)で北朝鮮のミサイルが同55分ごろに太平洋へ通過したもようだと速報した。沖縄上空を通過した。韓国軍合同参謀本部は北朝鮮が主張する「軍事偵察衛星」が南方向に打ち上げられたと明らかにした。8月に続き3回目の軍事偵察衛星打ち上げに踏み切ったとみられる。日本政府によると、地球周回軌道への衛星投入は確認されていない。
北朝鮮は21日未明、「人工衛星」を22日午前0時から12月1日午前0時の間に打ち上げると日本の海上保安庁に通報したが、前倒しで打ち上げた格好だ。
松野博一官房長官は記者会見で、北朝鮮に対し厳重に抗議し、最も強い表現で非難したと述べた。被害情報は入っていないとした。破壊措置の実施はなかった。
岸田文雄首相は21日「わが国の国民の安全に関わる重大な事態だ」と非難、「明らかに関連する国連安全保障理事会決議違反だ」と述べた。
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