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体を使って自由に表現 女川小低学年14人が創作ダンス披露

大橋さんら(前列)の動きに合わせダンスを楽しむ子どもたち

 女川小の低学年を対象にした女川町のダンス教室が17日、同小であった。1~3年の14人が参加し、今月に入り2、9日と実施、17日は締めくくりとして子どもたち自身がそれぞれ考えた創作ダンスを踊った。

 講師は、共に石巻市在住のパフォーミングアーティスト・空間演出家よしだめぐみさん(23)と俳優大橋奈央さん(26)が務めた。

 2人は、子どもたちが音楽に合わせて体を動かし、表現することの楽しさを、体で知ってもらおうと笑顔で指導した。

 ステップやジャンプ、腕の動きや体のひねりなどダンスの基本動作を組み込みながら1回、1時間半をかけて子どもたちと一緒にダンスをした。

 最初は、照れていたり、失敗を恐れていた子どもたちも思い思いに体を動かすうちに徐々に緊張感もほぐれ、夢中になっていった。2年の清水綾乃さん(8)は「どんどん楽しくなった。もっといろいろなダンスをしたい」と笑顔を見せた。

 石巻市内で演劇・舞踊のワークショップを開くなどの活動をしている、よしださんと大橋さんは「自分の体を使い自由に表現し、思いっきり楽しむことを感じてもらいたい」と話す。

 ダンス教室は女川町協働教育プラットフォーム事業として継続開催している。

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