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幸せ願い黄色いハンカチ 女川駅前

さまざまな思いがつづられた黄色いハンカチを掲げる有志ら

 JR女川駅前には11日、女川町の復興への願いや古里に対する思いをつづった幸せの象徴・黄色いハンカチ約600枚が掲げられた。

 町民有志らで組織する「女川裏方一座」が企画し、十数人が参加した。

 40センチ四方の黄色いハンカチには、震災後に多く使われた「絆」や「希望」をはじめ、「みんなに感謝」「幸せいっぱいになりますように」「早くコロナが終息して みんなが笑顔で過ごせる日々が戻ってきますように」といった言葉が記された。

 今年で4回目(初回は2018年8月)を数えた。ハンカチの枚数は年々増え、ロープも昨年の4本から5本になった。有志らは笑顔で作業に取り組み、紙ランタンを並べてハートマークも作った。

 加納純一郎座長(70)は「震災からの復興は、まだ道半ば。来年以降も続けていきたい」と話した。

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