結婚(けっこん)したい人(ひと)が相手(あいて)を探(さが)すことを、「婚活(こんかつ)」と言(い)うことがあります。仙台市(せんだいし)若林区(わかばやしく)のお寺(てら)「保春(ほしゅん)院(いん)」で、６月(がつ)２６日(にち)に「お寺(てら)で婚活(こんかつ)・吉(きち)縁(えん)会(かい)」というイベントがありました。２５歳(さい)から４５歳(さい)までの男性(だんせい)と女性(じょせい)が、８０人(にん)ぐらい集(あつ)まりました。

　このイベントは、「吉(きち)縁(えん)会(かい)・仙台(せんだい)宮城(みやぎ)」というお寺(てら)の人(ひと)たちのグループが考(かんが)えました。新型(しんがた)コロナウイルスで中止(ちゅうし)していましたが、去年(きょねん)の冬(ふゆ)からまた始(はじ)めました。

　参加(さんか)したい人(ひと)は、先(さき)にお寺(てら)の人(ひと)と会(あ)って話(はなし)をします。そして、グループが作(つく)っているインターネットのホームページに、自分(じぶん)のことを書(か)いて紹介(しょうかい)します。

　２６日(にち)のイベントに集(あつ)まった人(ひと)たちは、スマホで相手(あいて)の趣味(しゅみ)を確認(かくにん)しながら、好(す)きなスポーツなどについて楽(たの)しく話(はな)していました。仙台市(せんだいし)に住(す)む会社員(かいしゃいん)の女性(じょせい)（４４歳(さい)）は「結婚(けっこん)相手(あいて)を探(さが)すスマホのアプリは、たくさんあります。でも、それを使(つか)うのは、少(すこ)し怖(こわ)いです。ここはお寺(てら)の人(ひと)がいるので安心(あんしん)です。きょうはすてきな男性(だんせい)がいて、もう一回(かい)話(はな)してみたいと思(おも)いました」と言(い)いました。

　保春(ほしゅん)院(いん)の三浦(みうら)真人(まさと)さん（４３歳(さい)）は「私(わたし)たちは、みんなのためにできることを考(かんが)えています。参加(さんか)する人(ひと)たちが幸(しあわ)せになるといいです。そして、お寺(てら)のことも知(し)ってもらいたいです」と話(はな)しました。

　イベントは、結婚(けっこん)をしていない、２５歳(さい)から４５歳(さい)までの人(ひと)が参加(さんか)できます。登録(とうろく)する（ホームページに自分(じぶん)のことを書(か)いて載(の)せる）お金(かね)は要(い)りません。参加(さんか)するお金(かね)は４０００円(えん)です。