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津波が来たら、あなたの町は大丈夫? 分かりやすい地図ができた
河北新報社は、とても大きな津波(地震の後で急に来る波)が起きたときに、どこまで水が来るか、パソコンやスマホで見ることができる地図を作りました。東北の青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の海の近くの場所です。「河北新報オンラインニュース」で見ることができます。
地図は、津波が起きたときの水の高さを、8つの色で分かるようにしました。そして、宇宙から撮った東北の写真の上に置きました。調べたい人は、パソコンやスマホを使って、自分のいる場所を探すことができます。色を見ると、「20m以上」「5~10m」「1~3m」など、水の高さが分かります。
自分の家や働いている会社などがどれぐらい危ないか、調べるといいです。そして、水が来ない安全な場所を探してください。また、逃げるのにどれぐらい時間がかかるか、知ってください。
河北新報社の地図は、東北の6つの県のデータを使いました。データは、近くの海の底(海の一番下)で大きな地震があったとき、津波が起きたらどうなるか考えて作ってあります。海の水が高くなる時間や、防潮堤(海の水が入ってこないように土やコンクリートで高く造った所)が壊れるなど、悪い場合のこともよく考えてあります。それでも、考えていたよりもっと大きな津波になるかもしれません。ですから、地震が起きたら、すぐに海から逃げてください。
※「普通のニュースを読む」のボタンを押すと、地図を見ることができます。