宮城県(みやぎけん)岩沼市(いわぬまし)の竹駒神社(たけこまじんじゃ)は、とても古(ふる)い神社(じんじゃ)です。１１８０年(ねん)前(まえ)からあるそうです。その境内(けいだい)（神社(じんじゃ)がある場所(ばしょ)）に２３日(にち)、「たけこま市場(いちば)」ができました。ラーメンを食(た)べたり、野菜(やさい)やお土産(みやげ)を買(か)ったりすることができます。

　建物(たてもの)はだいたい１７０㎡あります。昔(むかし)は、神社(じんじゃ)に来(き)た人(ひと)が休(やす)む所(ところ)でした。新型(しんがた)コロナのために閉(し)めていましたが、そこをきれいにして使(つか)っています。ラーメンの店(みせ)は「沼田(ぬまた)商店(しょうてん)　麺(めん)組(ぐみ)」といいます。他(ほか)の場所(ばしょ)から引(ひ)っ越(こ)しをしてきました。前(まえ)からとても人気(にんき)がある店(みせ)なので、オープンした日(ひ)は、たくさんの人(ひと)が来(き)ました。

　たけこま市場(いちば)は、「ウイズユー」というグループがやっています。近(ちか)くに住(す)んでいる人(ひと)たちが作(つく)ったグループです。２０１９年(ねん)から境内(けいだい)でイベントをしていて、「気軽(きがる)に（楽(らく)な気持(きも)ちで、簡単(かんたん)に）人(ひと)が集(あつ)まることができる場所(ばしょ)がほしい」と考(かんが)えました。それで、神社(じんじゃ)から建物(たてもの)を借(か)りました。

　ラーメンの店(みせ)を開(ひら)いた麺(めん)組(ぐみ)の沼田(ぬまた)勝久(かつひさ)さんは「新(あたら)しいメニューも出(だ)して、頑張(がんば)りたいです」と話(はな)しています。竹駒神社(たけこまじんじゃ)の村田(むらた)守広(もりひろ)さんは「コロナでは他(ほか)の人(ひと)と交流(こうりゅう)することが難(むずか)しかったです。店(みせ)ができて、町(まち)がにぎやかになるといいです」と言(い)います。

　たけこま市場(いちば)は、午前(ごぜん)１０時(じ)から午後(ごご)５時(じ)までです。休(やす)みはありません。麺(めん)組(ぐみ)は午前(ごぜん)１１時(じ)から午後(ごご)３時(じ)までで、火曜日(かようび)は休(やす)みです。