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学校の給食を無料にします 宮城県富谷市が来年４月から 宮城の市で初めて
今は、いろいろな物の値段が高くなっています。子どもがいる家の生活は、前よりも大変です。それで、宮城県富谷市は２０２３年４月から、小学校と中学校の給食（学校がみんなに出す昼ご飯）を無料にします。
若生裕俊市長が２１日に発表しました。宮城県に１４の市がありますが、給食を無料にする市は初めてです。
富谷市には、小学校と中学校が全部で１３あります。小学生３５００人と、中学生２０００人に給食を出しています。給食に使うお金は、１年間でだいたい３億２０００万円です。１人に必要なお金は、小学生が４万８０００円、中学生が５万４０００円です。
富谷市の人口は５万２０００人です。もっと人口が多くても、給食を無料に決めた市があります。青森県青森市や千葉県市川市などです。それで、富谷市も無料にしようと考えたそうです。また、給食のお金は、今まで先生が子どもの家から集めていました。これは大変だったので、この問題もなくなります。
若生市長は「子どもに優しいまちになるために、無料にしたいです」と話しました。
宮城県の他の町や村の給食は、どうでしょうか。富谷市の話では、七ケ宿町と大郷町、それに大衡村が無料にしているそうです。給食のお金は、七ケ宿町が１年間で４２０万円、大郷町と大衡村が３０００万円だそうです。
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