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家の中で「ワカサギすくい」を楽しんでみませんか 青森の店が500セットを売ります
「金魚すくい」は紙の網を使って、金魚を水の中から取り出します。紙の網は薄いので、破れないようにすくうのが、難しくて楽しい遊びです。その遊びを、ワカサギという魚で楽しむ「ワカサギすくい」をしてみませんか?
青森県東北町の「居酒屋れすとらん えび蔵」の蛯名正直さん(72歳)は、家の中で楽しむことができる「ワカサギすくいセット」を売っています。去年の冬に50個を準備したら、すぐに全部売れました。それで、今年は10倍の500個を準備することにしました。
東北町にある小川原湖は、日本で一番ワカサギが捕れます。この湖で漁業をする人が捕った約100匹を、水に入れて送ります。魚をすくう紙の網や、魚の元気がなくならないように空気を送るポンプも付きます。
去年の冬は、36時間以内に届けることができる東北や東京などの関東に売りました。大阪や京都がある関西は、送るのに60時間ぐらいかかります。でも、届けてみたら大丈夫だったので、今年は日本中に送ることにしました。
蛯名さんは「新型コロナのために、出かけることが難しい人もいます。家だけではなく、学校や幼稚園などでも楽しんでほしいです」と話します。
ワカサギは去年のよりも2cmぐらい大きいそうです。「ワカサギすくい」を楽しんだ後は、「唐揚げ」などの料理にして食べることができます。値段は、送るお金を合わせて9800円です。自分で持って帰る場合は6980円です。3日前までに、予約が必要です。蛯名さんの電話番号は、090(1495)8373です。
※2022年12月11日の河北新報に出た記事を「やさしい日本語」で書き換えています。
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