秋田県(あきたけん)横手市(よこてし)で来年(らいねん)２月(がつ)１５日(にち)と１６日(にち)に「かまくら」というお祭(まつ)りがあります。雪(ゆき)で作(つく)った部屋(へや)の中(なか)に、子(こ)どもたちが入(はい)って遊(あそ)びます。そして、道(みち)を通(とお)る人(ひと)や「かまくら」を見(み)に来(き)た人(ひと)に「はいってたんせ（かまくらに入(はい)ってください）」と言(い)って、甘酒(あまざけ)（米(こめ)で作(つく)った甘(あま)い飲(の)み物(もの)）や餅(もち)を食(た)べさせてくれます。このお祭(まつ)りは、４５０年(ねん)ぐらい前(まえ)から続(つづ)いているそうです。

　新型(しんがた)コロナで、２年(ねん)間(かん)、お客(きゃく)さんのためのイベントは中止(ちゅうし)になりました。でも、来年(らいねん)は、旅行(りょこう)する人(ひと)などたくさんのお客(きゃく)さんに来(き)てもらうことにしました。

　かまくらは、横手(よこて)市役所(しやくしょ)の近(ちか)くや横手(よこて)公園(こうえん)、ＪＲ横手(よこて)駅前(えきまえ)などに４０個(こ)ぐらい作(つく)ります。いつもの年(とし)のだいたい半分(はんぶん)です。でも、２０２１年(ねん)は２０個(こ)だったので、すごく増(ふ)えます。古(ふる)い家(いえ)の前(まえ)で、かまくらの写真(しゃしん)を撮(と)ることができるイベントもあります。また、横手(よこて)川(がわ)のそばには、小(ちい)さいかまくらを並(なら)べてろうそくで飾(かざ)る「ミニかまくら」もあります。

　かまくらを見(み)に来(き)た人(ひと)は、中(なか)も見(み)ることができます。でも、甘酒(あまざけ)や餅(もち)などの食(た)べ物(もの)は出(で)ません。横手市(よこてし)観光(かんこう)協会(きょうかい)の人(ひと)は「新型(しんがた)コロナにならないように気(き)を付(つ)けて、いろいろなことをやりたいです。冬(ふゆ)の横手(よこて)を楽(たの)しんでほしいです」と話(はな)しています。