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地震があって困っているトルコの人たちを助けたい 大崎の松山中学校の生徒が大使館へお金を届ける
今年2月、トルコとシリアでとても大きい地震がありました。たくさんの人が死んだり、家が壊れたりしました。大崎市松山中学校の生徒10人は、困っている人を助けるために、みんなでお金を集めることにしました。そして、3か月で5万5000円になりました。それで、11日に東京のトルコ大使館へ行って、お金を渡しました。
生徒たちは、コルクット・ギュンゲン大使(国の代表で外国ヘ行って、仕事をする人)に会いました。ギュンゲン大使は「仙台へ行った時に、地震や津波のことを勉強しました。壊れた町やみんなの生活が良くなるのには、時間がかかると思います」と言いました。
1890年にオスマン帝国(現在のトルコ)の「エルトゥールル号」という船が、和歌山県の海で沈みました。その時、近くに住んでいた日本人が船に乗っていた人たちを助けました。それで、日本とトルコの国は仲良くなりました。生徒たちは歴史の授業でそのことを勉強したそうです。
また、2011年にあった東日本大震災では、トルコから救助隊(事故などで危険な人を助ける仕事)が来ました。そして、宮城県で人を探す活動を手伝ってくれました。それも知った生徒たちは、すぐにお金を集めることを始めたのです。
3年生の庄子ほの香さん(14歳)は、「日本とトルコの関係が深いことを知りました。それで、東日本大震災の時の恩返し(親切にしてもらったお礼をする)をしたいと思いました」と話していました。
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