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仙台市がスマートフォンで見ることができる地図を作りました 地下鉄やバス、有名な場所の情報が分かります
「仙台MaaS(マース)」というサービスがあります。スマートフォンで行き方を調べたり、バスや地下鉄のチケットを買ったりできるサービスです。仙台市が2021年10月30日に始めました。
今年の10月30日から、このサービスがもっと使いやすくなりました。「地図」が付いたのです。
この地図を見れば、地下鉄での行き方や乗る時間が分かります。有名な場所を回る仙台市のバス「るーぷる仙台」のことも分かります。
仙台駅のバス乗り場に、どう行けばいいかも教えてくれます。お金を払って借りる自転車「DATE BIKE(ダテバイク)」が、どこで使えるか調べることもできます。
「瑞鳳殿」などの有名な場所を見ることもできます。瑞鳳殿はとても美しい建物です。特に、秋は木の葉が赤や黄色になってきれいです。ここには、「伊達政宗」のお墓があります。伊達政宗は、400年くらい前に仙台の街を造った有名な人です。また、人気の「牛タン」を食べるお店も分かります。有名な場所やお店など、全部で150くらいの情報があります。
何かを作ることができる情報も650くらいあります。「笹かまぼこ」(宮城の有名な食べ物)を作ったり、「こけし」(木の人形)に色を付けたりできる場所を紹介しています。宮城だけでなく、隣の山形や福島で楽しむことができる情報もあります。
仙台市は、この地図を多くの人に知ってもらいたいと思っています。それで、若い人に人気のゲーム「ポケットモンスター(ポケモン)」で、デジタルスタンプラリーを始めました。地図を使って、多くの場所に行ってスタンプを集める遊びです。スタンプをたくさん集めると、宮城県のポケモン「ラプラス」の品物がもらえるかもしれません。
仙台市は、この地図でもっとたくさんの情報を紹介したいと思っています。特に、バスの乗り場の情報を多くしたいそうです。
この地図には1200万円くらいのお金がかかりました。地図を作った人は「いろいろな所に出かける情報を一つにしました。バスや地下鉄を使って、仙台を楽しんでほしいです」と話しています。