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漢字の読み方
仙台市の佐藤みい子さんが100歳になりました マージャンをしていたので元気です
佐藤みい子さんは、仙台市太白区に住んでいます。100歳になりましたが、とても元気です。それは、マージャンをしていたからです。
マージャンは、4人でするゲームです。昔、中国で始まりました。佐藤さんがしているのは、健康のためのマージャンです。お酒を飲んだり、たばこを吸ったりしてゲームをすることはありません。
佐藤さんは、90歳になる前、「何か楽しいことをしよう」と思いました。それで始めたのがマージャンです。マージャンは頭と手を使うので、認知症(いろいろなことを忘れる病気)にならないと思いました。そして、100歳まで続けようと決めました。
佐藤さんは「自分に厳しく、甘えない」という言葉を大切にしています。毎朝5時に起きて、一緒に住んでいる息子の朝ご飯も作ることに決めています。だから、マージャンもやめませんでした。太白区金剛沢コミュニティ・センターの健康マージャン教室に10年間、毎週通いました。教室の人たちは、「佐藤さんは決めたことを必ず続けます。いつも元気で、すごいです」と褒めています。
佐藤さんは5月5日に100歳になりました。それで、5月8日の教室が始まる時、みんなが「みい子さん、100歳おめでとう」と、お祝いを言いました。
佐藤さんは、今回で教室に通うのを終わりにします。まだ元気ですが、脚や手が時々痛くなるので、マージャンをするのが大変になったからです。最後の教室も、佐藤さんはとても楽しそうでした。マージャンに勝つと、大きい声で喜んで、「きょうはいい日だね」と言って、手をたたいていました。
佐藤さんは「みんな優しくて、すごく幸せでした。やめたら、マージャン教室の夢を見ると思います。これからは、一日一日を大切にして生活したいです」と話しました。
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