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漢字の読み方
仙台市のごみの袋が新しくなりました 色や字が分かりやすくなりました
仙台市のごみの袋は二つあります。食べ物などのごみを入れる「家庭ごみ」の袋と、「プラスチック」を入れる袋です。家庭ごみの袋は緑の色です。プラスチックの袋は赤い色です。
二つの袋は2008年にできましたが、今回、新しくなりました。変わったことは五つあります。一つ目は、袋の色です。目が良くても、緑と赤が同じ色に見える人もいます。それで、家庭ごみの袋は、青い色が入った緑の色になりました。
二つ目は、字が大きくなったことです。字の形も変わって、読みやすくなりました。
三つ目は外国語です。英語と中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語が書いてあります。日本語も「やさしい日本語」で書いてあります。外国の人や子ども、年を取った人にも読みやすくなりました。
四つ目は絵が入ったことです。家庭ごみに男の人の「ワケルくん」、プラスチックごみに猫の「ワケ猫ちゃん」の絵が描いてあります。字が読めなくても分かるようになりました。
五つ目はQRコードが付いたことです。スマートフォンのカメラでコードを読むと、仙台市のホームページが読めるようになります。そこには、ごみの出し方と分け方が書いてあります。
新しいごみの袋の大きさや値段は、古い袋と変わりません。今ある古い袋も、そのまま使うことができます。
仙台市は、新しいごみの袋を作るとき、目のお医者さん、障害がある人(体が自由に動かせない人)や外国人のために働いている人など、いろいろな人に話を聞きました。
仙台市の市長(一番上の人)の郡和子さんは「多くの人たちが使いやすくて、分かりやすいことが大切です。誰もが住みやすい仙台にしたいです。そのために、袋を新しくすることは、いいことだと思っています」と話しています。
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