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仙台の地下鉄が新しくなりました 今までの電車より乗ったり降りたりするのが簡単です
仙台市の地下鉄は二つあります。南北線と東西線です。南北線は泉中央駅と富沢駅の間を走っています。運転が始まったのは1987年です。
南北線は「1000系」という電車が走っています。白い電車で、横に緑の色の線があります。
40年の時間が過ぎて、電車が古くなってきました。それで、仙台市は初めて、電車を新しくすることにしました。新しい電車は「3000系」です。
3000系は、1000系とはいろいろ違います。3000系は白い色を塗っていません。それで、電車は軽くなりました。電気代も安くなるそうです。1000系と同じ緑の色の線はあります。
また、電車に乗る所が、駅のホームとほとんど同じ高さになりました。それで、車いすの人やベビーカーの人が、電車に乗ったり降りたりするのも楽になりました。ドアが閉まるとき、人を挟んで、けがをしないようにもなりました。
他にも、電車の中は前より静かになったそうです。カメラも4台付きました。電車の中で危ないことが起きないかを見ています。
新しい電車は10月24日に走りました。初めに、泉中央駅で運転を始めるお祝いの式がありました。郡和子市長は「新しい形になって、とてもうれしいです。たくさんの人に乗ってもらって、新しさを感じてほしいです」とあいさつしました。
一番初めの電車は150人が乗りました。乗りたい人が1000人くらいいたので、その中から選びました。電車は、午前11時58分に駅を出ました。佐々木蒼太さん(19歳)は子どもの時から南北線に乗っています。「一番初めの電車に乗ることができてうれしいです。今までの電車よりも揺れなくなりました。電車の中も明るくなりました」と喜んでいました。
新しい電車は、まだ1台だけです。これから6年くらいの間に、22台の電車が全部3000系になります。新しい電車が走る時間は、仙台市交通局のホームページを見ると分かります。
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