ニュースを聞く
漢字の読み方
仙石線に新しい電車が走るようになります 海の色と同じ、青い色をしています
仙石線は、仙台市と石巻市の間の電車で、毎日、たくさんの人が乗っています。この仙石線の電車が、1年後くらいに新しくなります。新しい電車は「E131系」と言います。
E131系には、六つの新しいことがあります。一つ目は色です。今までの仙石線と同じ青い色ですが、電車の前のデザインが変わります。電車の椅子も青い色です。海の近くを走るので、海の色を使っているそうです。
二つ目は今よりもっと安全になります。危ないことが起きないように見る防犯カメラや非常通報装置(危ないことが起きた時に、乗っている人が押すボタン)が増えます。
電車の外にもカメラが付きます。運転士(運転する人)が、客が安全に乗ったり降りたりしているかを見るためです。それで、E131系は運転士だけで走ることができます。
三つ目は広さです。E131系は、今までの電車よりも少し大きいです。このため、椅子も少し広くなって、座りやすくなるそうです。
四つ目はテレビのようなモニターが、ドアの上に付きます。それを見ると、電車を乗り換える情報などがよく分かるようになります。
五つ目は、誰でも乗りやすくなります。電車の中には、車いすやベビーカー(赤ちゃんの乗り物)を使う人のための場所があります。
六つ目は、地球に優しいということです。電車はたくさん電気を使うと、環境に良くないガスをたくさん出します。でも、E131系は今までより電気を使わずに走るので、地球に優しくなります。
長い間、仙石線の電車は東京などで走っていた古い物を使っていました。しかし、 E131系はどこでも使ったことがない、新しい電車です。これから仙石線の電車は、全部新しくなることが決まりました。※新型車両の写真はJR東日本提供