岩手県(いわてけん)平泉町(ひらいずみちょう)にある中尊寺(ちゅうそんじ)は、世界(せかい)遺産(いさん)（世界(せかい)の人(ひと)たちが大切(たいせつ)に守(まも)っているもの）で有名(ゆうめい)です。新(あたら)しい年(とし)になるので、１２月(がつ)１７日(にち)、中尊寺(ちゅうそんじ)のお坊(ぼう)さんたちが仏像(ぶつぞう)をきれいにしました。

　仏像(ぶつぞう)の大(おお)きさは３メートルぐらいあります。それで、掃除(そうじ)は「はたき」という道具(どうぐ)を使(つか)います。２メートルぐらいの竹(たけ)に柔(やわ)らかい紙(かみ)を付(つ)けて、仏像(ぶつぞう)をやさしくたたいて掃除(そうじ)します。この日(ひ)は、「阿弥陀(あみだ)如来(にょらい)坐像(ざぞう)」など三(みっ)つをきれいにしました。

　掃除(そうじ)をした清水(しみず)秀法()さん（３４歳(さい)）は「今年(ことし)も新型(しんがた)コロナウイルスの感染(かんせん)が続(つづ)きましたが、来年(らいねん)はいい年(とし)になってほしいです」と話(はな)していました。

　中尊寺(ちゅうそんじ)は、東北新幹線(とうほくしんかんせん)で一(いち)ノ(の)関(せき)駅(えき)まで行(い)って、電車(でんしゃ)に乗(の)り換(か)えて、平泉(ひらいずみ)駅(えき)で降(お)ります。