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要らなくなった物をインターネットで売ります 岩手県山田町が「メルカリ」を使い始めました
岩手県山田町は2021年11月から、「メルカリ」(インターネットで物を売ったり買ったりするアプリ)を使って、要らなくなった物を売っています。全国の市や町や村で、メルカリを使うのは山田町が初めてです。
今は、昨年3月に閉校(学校がなくなること)になった大沢小学校の物を売っています。1月21日までに、楽器やスピーカーなど、27個を売りました。売ったお金は、全部で13万3800円になりました。ごみを捨てるお金が要らないし、物を大切にすることができます。町役場の人は「メルカリはホームページで何回も山田町のことを紹介してくれます。町の名前をたくさんの人に知ってもらうのは、いいことです」と話しています。
山田町では、小学校と中学校が7校も閉校になったので、使わない物をどうするか困りました。それで、前から町と交流していたメルカリの会社が、手伝うことになりました。
メルカリは、たくさん売ることができるように、いろいろなアドバイスをしています。どれくらいの値段にするといいのか、一緒に考えます。また、説明の書き方なども教えているそうです。メルカリに出す物は、町役場の人がきれいにしたり、写真を撮ったりしています。
メルカリと山田町は、教育や環境など、これからもたくさんのことを一緒にしたいと考えています。また、メルカリは、ほかにも困っている市や町があったら、手伝いたいと思っているそうです。
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