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閖上の町を船から見ることができます お客を乗せる「ゆりあげ丸」が始まりました
宮城県名取市の閖上で7日から、船に乗って川の景色を楽しむコースが始まりました。船の名前は「ゆりあげ丸」と言います。大きさは7・2mで、10人の客が乗ることができます。レストランや店が多く集まっている「かわまちてらす閖上」の前から乗ります。コースは二つあります。
一つ目は、船に乗って、ゆりあげ港朝市や名取市サイクルスポーツセンターまで行くコースです。そこで、30分ぐらい買い物や散歩を楽しみます。その後、また船に乗って帰ります。全部で1時間30分ぐらいかかります。このコースは、日曜日と祝日(国が決めた休みの日)だけで、1日3回、動きます。乗るお金は700円です。
二つ目は、船に乗って、景色を楽しむコースです。時間はだいたい15分で、お金は500円です。月曜日と、水曜日から土曜日で、1日5回です。
閖上の町は、2011年3月11日の東日本大震災で、たくさんの人が亡くなったり、家が流されたりしました。でも、今は新しい家や建物ができて、川や海もきれいになりました。閖上はとてもいい所なので、名取市役所の人は、もっとたくさんの人に遊びに来てほしいと考えました。それで、船に乗って楽しむコースを作りました。
7日には、山田司郎市長が船に乗りました。山田市長は「気持ちのいい風を感じながら、きれいな景色を見ることができるので、とてもいいです」と話していました。
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