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サクランボがおいしい季節です 仙台で「競り」がありました
仙台市若林区に仙台市中央卸売市場があります。この市場には、日本のいろいろな所から野菜や果物、花、魚、肉などが集まります。集まった品物は、どれも値段が決まっていません。それで、市場の人と品物を買いたい人が集まって、値段を決めます。それを「競り」と言います。
今は、サクランボがおいしい季節です。16日の午前6時から、サクランボを買う「競り」がありました。町で野菜や果物を売っている店の人たち20人ぐらいが集まりました。競りは、買いたい人が指を使って、自分の買いたい値段を出します。市場の人はそれを見て、一番高い値段の人に決めます。赤くてきれいなサクランボは、5分ぐらいで全部売れました。
この日は、山形県で取れた「佐藤錦」という種類のサクランボが多かったです。「佐藤錦」の1kgの値段は、だいたい2600円で、去年よりも多い2500kgが売れました。
「仙台あおば青果」という会社の人の話では、今年のサクランボは少し小さいですが、色や味は良いそうです。取れる量は、いつもの年と同じぐらいになりそうです。郷右近憲彦さん(48歳)は「ぜひ、甘くておいしいサクランボを食べてみてください」と話していました。
※サクランボの競りをしているところをユーチューブで見ることができます。「普通のニュースを読む」のボタンを押してください
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