ニュースを聞く
漢字の読み方
岩手山に登る道で落書きが見つかった 「スマイルマーク」など59個
岩手山(2038m)は、岩手県で一番高くて有名な山です。「十和田八幡平国立公園」(国が作った公園)になっていて、みんなで大切に守っています。でも、この山の木や石などに、青い色の落書きがたくさんあることが分かりました。
10日、山に登りに来た人が見つけて、警察に110番しました。それで、岩手県の警察と環境省、八幡平市などが14日、そこへ行って調べました。落書きは、山に登る入口から山の上まで、59個もありました。人の顔をした「スマイルマーク」や矢印などが、木や石だけでなく道を教える看板にもありました。青い色のスプレーを使ったようです。警察は、法律違反(ルールを守らないこと)なので、誰がしたのか調べています。
登山道(山に登る道)の管理をしている八幡平市役所の人が16日、落書きを一つずつ布で隠しました。市商工観光課の佐々木宣明さんは「とても残念です。これから紅葉(寒くなって、木の葉が赤や黄色に変わること)の季節になるので、山に登りに来た人が嫌な気持ちにならないようにしたいです」と話しました。
【写真】青い色のスプレーのようなもので絵が描かれた木(環境省提供)
マップ表示エリア