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漢字の読み方
古くなった「こけし塔」がきれいになりました 仙台・西公園
「こけし」は木のおもちゃです。昔から東北のいろいろな場所で作っています。体は、細くて長い筒のような形をしています。その体に丸い頭が付いて、女の子の顔が描いてあります。仙台市青葉区の西公園には、高さが7.4mの大きい「こけし塔」があります。有名な宮城県の鳴子こけしの形です。体に描いてある「菊」の花の絵は、中に塗った赤い色が見えるように切ってデザインしてあります。でも古くなったので、こけしの色が変わってしまいました。それで仙台市は、修理することにしました。
こけし塔は、1961年にできました。1983年にも色を塗りましたが、40年たって、また汚れて黒くなっていました。
修理は13日に始まりました。まず、こけしと石の台をブラシでこすって、きれいにしました。そして、16日と17日に色を塗りました。それで、こけしはきれいなクリーム色になりました。中の赤い色も見えて素敵です。
近くに住んでいる女性(79歳)は「前は汚れてかわいそうだった。若くなった感じがしていいです」と話して、写真を撮っていました。
4月~6月に西公園などで、花や緑を楽しむ「全国都市緑化仙台フェア」というイベントがあります。たくさんの人が仙台に来るので、250万円ぐらいのお金を使ってきれいにしました。
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