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漢字の読み方
「技能実習生」が増えるように、宮城県とベトナムが協力します
介護や建設などの仕事は、働く人が足りないので、会社の人たちはみんな困っています。「介護」は、年を取ったり、病気になったりして、生活が難しい人の世話をします。「建設」は、建物や道路を造ります。どちらもとても大切な仕事です。それで宮城県は、そうした仕事をする「技能実習生」がもっと増えるように、ベトナムの国と協力する(力を一つにして、一緒にそのことをする)ことにしました。
協力するのは、2023年3月から5年間です。技能実習生に働いてもらうために、宮城県は次のことを考えています。(1)生活や仕事について相談できる場所を作る(2)いろいろな会社が集まって、仕事の説明会をする(3)日本語の勉強ができるようにする。そして、技能実習が終わった後も、働きたい人には別の仕事を紹介する。
宮城県の話では、2025年ごろには、宮城で介護の仕事をする人が4000人以上も足りなくなるそうです。県長寿社会政策課の人は「宮城県とベトナムが協力して、技能実習生に宮城を選んでもらえるように、いろいろなことをしたいです」と話します。
宮城県は、インドネシアやカンボジアとも協力したいと考えています。
国の話では、宮城にいる技能実習生は、2022年6月には3820人でした。ベトナムが一番多く2065人でした。インドネシアが655人、ミャンマー451人、フィリピン254人でした。とてもたくさんの技能実習生が働いています。
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