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漢字の読み方
宮城県柴田町の高校で花火が上がりました 卒業する3年生のためのプレゼントです
宮城県柴田町に「柴田高校」という学校があります。1年生から3年生までの生徒は410人で、先生は55人です。3年生は3月に卒業します。
生徒の親たちは、卒業する3年生のためにプレゼントをしようと思いました。それは、花火を上げることです。
3年生が柴田高校に入った2021年4月は、新型コロナになる人がたくさんいました。このため、生徒たちは高校の3年間、いろいろなことができませんでした。それで、生徒の親たちは「花火を見て、楽しい気持ちになって卒業してほしい」と考えました。
花火は、2月26日午後6時に、高校の校庭(運動などをする広い場所)から上がりました。花火の数は465個で、柴田高校の生徒と先生の数と同じです。3年生たちは、冬の空に上がる花火を見て、とてもうれしそうでした。そして高校に通った3年間を思い出していました。この日は、みんなで音楽を聞いたり、ご飯を食べたりして、楽しい時間を過ごしました。
清野久美さん(44歳)は、生徒の親の会の会長(一番上の人)です。「高校で経験したことは宝物です。卒業した後も、大切にしてほしいです」と話しました。
3年生の伊藤花那さん(18歳)と黄川田朱里さん(18歳)は「花火を見て、3年間にあったことを思い出しました。花火を上げてくれた親たちに、ありがとうと言いたいです。卒業した後は、やりたいことに向かって頑張りたいです」と話しました。
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