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漢字の読み方

宮城県大崎市に日本語学校ができました 役所が造った学校は珍しいそうです
日本語学校は外国人に日本語を教える学校です。日本の中にたくさんありますが、役所(国、県、市などの仕事をする所)が造った学校は二つしかありません。一つは北海道東川町にあります。そして、もう一つが宮城県大崎市です。
大崎市の学校の名前は「おおさき日本語学校」です。3月24日にできました。4月の初めに、ベトナムやインドネシア、台湾から初めて留学生が来ます。そして、4月10日に入学して、学校が始まります。

学校の建物は、昔は小学校でした。学校で勉強するコースは三つあります。1年と1年6カ月、そして2年です。勉強のほかに、学校の近くに住んでいる人といろいろな交流をして楽しむそうです。
留学生の数は60人ですが、4月から勉強するのは28人です。残りの32人は10月に入ることになります。学校は、留学生の数を5年後に100人にしたいと思っています。
3月24日には、90人くらいの人が来ました。そして、学校ができたことを喜びました。市長(市で一番上の人)の伊藤康志さんは「いろいろな国の人に来てほしいです。大崎市を好きになって、卒業した後も多くの人に住んでほしい。そして、大崎市を元気にしてほしいです」と言いました。宮城県の知事(県で一番上の人)の村井嘉浩さんは「宮城県も、できることを手伝っていきます」と話しました。

学校の寮もできました。60人が生活できるそうです。これから留学生が増えてくるので、新しい寮も造ります。そこでは40人が住むことができます。

おおさき日本語学校(にほんごがっこう)