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漢字の読み方
馬のいるカフェができました 山形のみはらしの丘
山形市のみはらしの丘に、馬のいるカフェ(喫茶店)ができました。店の名前は「うまのすけカフェ」といいます。カフェの隣にある建物で、「ロイ」という名前の馬を飼っています。触ったり、餌をあげたりできます。子どもたちは、ロイに乗ることもできます。コーヒーやソフトクリーム、簡単な食事などを出しています。
山形市の高橋千秋さん(62歳)が店を開きました。高橋さんは30年以上、障害がある人の施設(体が自由に動かせない人の世話をする所)で働きました。施設では、馬に乗ることで元気になる「ホースセラピー」をしていました。
15年ぐらい前に、障害がある人が馬に乗るイベントを開きました。すると、いつもは元気がないように見える人が笑顔(笑った顔)になりました。それで、ホースセラピーを続けることにしました。そして、施設では馬を飼うようになりました。「馬に乗ると、体と心が元気になります」と高橋さんは説明します。
脳性まひという病気でずっと寝ている人がいました。でも、馬に乗るようになって2年後には、1人で乗ることができるようになったそうです。「馬には不思議な(考えても理由が分からない)力があると思います。たくさんの人に、馬が持っているすてきな力を知ってほしいです」と話しています。
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