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<あなたに伝えたい>離した手 自問の日々

 福島県いわき市平下荒川の自営業小松光一さん(73)は東日本大震災で妻えみ子さん=当時(62)=を失った。えみ子さんは小松さんと共に海から300メートルの自宅を確認するために戻り、津波にのまれた。「あの時、手をがっちり握っていれば」。今も後悔の念が消えない。

 明るく他人思いの性格だった。でも負けず嫌…

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あなたに伝えたい

あの日奪われた最愛の人を、片時も忘れられない人たちがいる。悲しみに暮れ、喪失感にさいなまれながらも、きょうを生きる。「あなたに伝えたい」。家族らの思いをつづる。

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