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能登半島地震 水道管復旧支援へ 石巻広域水道企業団、石川・珠洲に職員ら派遣

出発のあいさつをする清野班長(中央)

 能登半島地震で被災した石川県珠洲市で水道管の復旧作業を支援するため、石巻地方広域水道企業団は19日、職員ら10人を派遣した。水道管の破損や漏水状況の調査、復旧に当たる。派遣期間は26日まで。

 日本水道協会県支部からの要請を受け、職員4人のほか、水道施設の整備業者でつくる石巻広域管工事業協同組合の1人、市内の水道設備会社の5人の計10人を派遣した。

 石巻市蛇田の同企業団で開かれた出発式で、企業長の斎藤正美市長は「東日本大震災から復旧した経験を生かせるのは皆さん以外にいない。一日も早い復旧のため、健康に留意し、技術力を最大限生かしてほしい」と激励した。

 今回の派遣は第1班で、24日から5月1日は第2班の10人が交代で現地に入る。第1班班長で企業団施設管理課の清野智洋係長(49)は「震災では全国からたくさんの応援と支援を頂いたので、今度は私たちが珠洲市の皆さんの力になりたい。安全第一に活動し、第2班にスムーズに引き継ぎができるよう現場をしっかり見てきたい」と語った。

 企業団は1月5~12日にも給水活動のため職員を珠洲市に派遣した。

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