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「幻のセリ」半世紀以上生産を続けた宮城・登米の木村寿さんが引退を決意

 宮城県登米市迫町北方の南観音寺地区の伝統野菜「観音寺セリ」は、生産量が限られ「幻のセリ」と呼ばれる。生産者の1人、木村寿(ひさし)さん(79)は今春、半世紀以上にわたる栽培・販売からの「引退」を決めた。「セリを通じて、たくさんの人とつながった。今後は若い世代を育てたい」。感謝とともに一区切りをつけ…

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