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社説(2/22):大沼の自己破産/商店街再生 喪失感を糧に

 創業320年の老舗百貨店大沼(山形市)が経営再建を断念し、自己破産手続きの開始決定を受けて約1カ月、地元では今も多くの人々が「大事な買い物と言えば、いつも大沼。特別な店だったのに」と残念がるのを耳にする。市民が抱いている喪失感の大きさが伝わってくる。

 県や市など関係機関はこの間、解雇された従業員の…

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