新型コロナウイルス感染拡大の影響で、葬儀の形が様変わりしている。「3密」を避けるため家族葬が増えているほか、式場に入れない弔問客向けに葬儀の様子をウェブ配信したり、式前の焼香を案内したりといった工夫を重ねる。コロナ収束後に告別式などを催す「後葬」を提案する葬儀社もある。
葬祭業の清月記(仙台市)によると、4月以降の葬儀は大半が家族葬だったという。参列できない人のために式場の前に焼香台を置き、通夜や告別式前の1~2時間、故人に別れを告げる場を設けることが増えた。
葬儀の様子をパソコンなどで見られるウェブ配信にも力を入れる。同社は、遠方で参列できない人向けに同様のサービスを提供していたが、同時に受信できるパソコンは6台程度に限られていた。5月からはウェブ用カメラを導入し動画投稿サイト「ユーチューブ」を活用。多くの人が参列者と同時に故人を悼むことが可能になった。
これまでは、葬儀の前後に式場で生前の写真に思い出の曲を付けて流すオリジナル動画を上映していた。コロナ禍後は、参列者の多くが焼香しかできないため、会葬礼状にQRコードを印刷して、スマートフォンで動画を視聴できるサービスも開始した。
通夜振る舞いなど会食もできなくなり、参列者には弁当を配っているという。同社の菅原啓太専務(32)は「大勢が集うことが難しい状況で、どうすれば故人を思う葬儀にできるか模索している」と話す。
ごんきや(塩釜市)は、コロナ禍が収束した後に故人を改めて悼む「後葬」を提案している。時間的に余裕があるため、弔問客に招待状を送るなど故人や遺族の希望に沿った葬儀を目指し、代金の一部負担にも応じている。
同社渉外部の津田貴志主任(48)は「後葬はコロナ禍の緊急的な対応にとどまらず、新しい葬儀の形としても提案している」と話す。
宮城の高校情報満載!英語リスニング問題はこちらから
見て、聞いて、キャンパスの雰囲気を感じよう!
大学9校のオープンキャンパス情報や先輩学生の声。仙台圏での生活情報も満載!
東北の未来に向けて、みんなで手を取り合い、様々な活動に取り組んでいます。
SDGsマインドの向上をはかるための「みやぎSDGsアンバサダー」育成プログラム活動を紹介中!
2022年度企画10月スタート!詳しくはWEBサイトへ
東北6県7新聞社が東北全体の活性化を目指し明るい未来の創造を目指します
みやぎの職場を元気に健康に!健サポフレンズも新規会員募集中
特選不動産情報(毎週金曜日更新)
仙台「四方よし」企業大賞
2022あしたのみどりキャンペーン
Job探:仙台・宮城の求人情報
みやぎのいいものご案内!47CLUB
宮城の赤ちゃんへ贈ります「すくすくばこ」好評受け付け中!
LINEスタンプ「かほピョンとなかまたち」
宮城県からのお知らせ
みやぎ復興情報ポータルサイト
杜の囲碁サロン
位置情報連動型スマホ広告サービス LocAD+(ロカドプラス)
Copyright © KAHOKU SHIMPO PUBLISHING CO.