昭和天皇は皇太子時代の1926年の歌会始でこんな歌を詠んだ。<広き野をながれゆけども最上川海に入(い)るまで濁らざりけり>。歌人の岡野弘彦さんは「スケールの大きさ、そして調べの高さが素晴らしい」と評…