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死の淵から2度気力で生還 栗原の元海軍技工士・渋谷さん、平和の意義問い掛け

 太平洋戦争で海軍第3気象隊の技工士として南方戦線に赴いた栗原市一迫の渋谷林平さん(93)は、死を2度覚悟した。終戦から15日で75年。戦地の現実を知る数少ない生き残りの一人として、戦争の意味を今の世代に問い掛ける。

 最初に死を覚悟したのは1944年7月、17歳の時。南方戦線に向かう中央気象台観測船…

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