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国策のつけ払うのは庶民 旧満州引き揚げ者の飛田さん、原発事故で福島・浪江から水戸へ

 「戦争」と「原発」という二つの国策に人生を翻弄(ほんろう)された人がいる。死線をさまよって旧満州(中国東北部)から引き揚げ、東京電力福島第1原発事故でも避難を強いられた住民だ。水戸市の飛田実さん(84)もその一人。「国策のつけを払わされるのはいつも末端のわれわれ」と語る。

 飛田さんは2011年3月…

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